橘真児「妹は温泉女将!」

こんばんわー、GWはいかがっすかー?私は6日の金曜日は仕事だったんですが、それ以外は休みでして、過去の名作ラノベをまとめて読み返しています。読書感想についてはおいおい記事にしますが、今回は、美少女文庫の感想を書き綴りたいと思います。

さて、以前私は、橘真児さんに対して、次のようなコメントをしたことがあります。

キャラは良いんですよ。バカっぽい亜莉亜先生、レズな真桑先生、爆乳色気ムンムンなジェニファー先生。でも、内容は・・・多ヒロイン作品のためか、各ヒロインの掘り下げ、描写が薄すぎる。処女喪失以降のセックスシーンがないから、物足りない。

真桑先生の本格的なレズシーンもないし、ジェニファー先生(非処女)に至っては、後ろの穴は貫通したけど、前の穴の貫通が・・・と悲しいヒロイン。

一応メインヒロイン(?)の国語教師・亜莉亜先生のセックスシーンも、唐突に終わった感がある。これ、ページ数が足りなかったの?それに、扉のカラーイラストでは、獅門亜莉亜となっていたけど、本文では、「師」門亜莉亜となっている。まー、これは編集のミスだろうけど。細かい違いですが。

なんかなー、そろそろ橘真児は見限ろうかなと思った。

ごめん、前言撤回。上記の引用でも書いたように、実際に、その後は橘真児さんの小説を買うことはなかったし、今回もあんまり期待していなかったんだけど、来たわコレ。

もうね、何かに目覚めてしまうレベルに妹可愛すぎ。エロいのはライバル旅館の若女将・谷津美だけど、可愛いのは妹二人。まずは5年ぶりに会う、実の妹であり、温泉旅館の若女将である水菜子15歳。で、親の離婚と再婚の関係で義理の妹になった真希奈14歳。真希奈は、実家であり、圭一の実の妹・水名菜子がいる温泉旅館へ手伝いに来た兄をおってやってくるわけで、そこから主人公・圭一の妹ハーレム展開が実現してしまいます。

で、この作品の見所は、妹のきゃわいさっ!真希奈はお兄ちゃんが欲しいというところへ再婚相手の連れ子として、圭一が登場。兄妹としての絆が欲しい、と想い続けて兄にセックスをねだります。で、スクール水着で大会に出たり、と妹キャラなのに積極的にエロいってハイスペック過ぎますです

で、メインヒロインはやっぱり実の妹・水菜子。真希奈に引っ張られてエロ展開に持ち込んだあとは、ついにバージンブレイク!

わたしは、おにいちゃんといっしょなら、なにがあっても平気だったよ。なにをされたって、おにいちゃんならゆるしてあげたもん。だって―わたしの大好きなお兄ちゃんなんだから

これ、処女喪失直前の水菜子のセリフ。あああああ、可愛い!としかいいようがないよ!!あのですね、もうねたまらんとですね。久しぶりに会った兄へ、沸き上がってくる感情の描写が丁寧で、登場人物の可愛さレベルを一気に上げてしまいますわ、これ。水菜子だけでなく真希奈についても同じ。

橘せんせのいつものようにセックスシーンが意外とあっさり終わってしまうところが若干残念だが、登場人物が可愛かったので全部OKっす!

しっかし、4月刊の作品で最後に読んだものですごいのきたわ。後回しにしてごめんなさいレベル。4月刊で勝負をつけるなら、橘真児>山口陽≧上原りょう>秋月耕太ってとこかな。