橘真児「せんせい失格!」
- 作者: 橘真児
- 出版社/メーカー: フランス書院
- 発売日: 2009/10/20
- メディア: 文庫
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ん・・・せんせい失格!というよりは校長失格!と言うべきじゃないか。
キャラは良いんですよ。バカっぽい亜莉亜先生、レズな真桑先生、爆乳色気ムンムンなジェニファー先生。でも、内容は・・・多ヒロイン作品のためか、各ヒロインの掘り下げ、描写が薄すぎる。処女喪失以降のセックスシーンがないから、物足りない。
真桑先生の本格的なレズシーンもないし、ジェニファー先生(非処女)に至っては、後ろの穴は貫通したけど、前の穴の貫通が・・・と悲しいヒロイン。
一応メインヒロイン(?)の国語教師・亜莉亜先生のセックスシーンも、唐突に終わった感がある。これ、ページ数が足りなかったの?それに、扉のカラーイラストでは、獅門亜莉亜となっていたけど、本文では、「師」門亜莉亜となっている。まー、これは編集のミスだろうけど。細かい違いですが。
なんかなー、そろそろ橘真児は見限ろうかなと思った。
挿絵の蘭宮涼さん。90年代後半から00年代前半、ちょっと昔の富士見ファンタジア文庫の雰囲気だよなぁ・・・あ、批判するつもりは全くありませんよ!むしろ手描き(ですよね?)の丁寧さが好きですから!!読んでいてふと思っただけです。