綾里けいし「B.A.D.」

B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる (ファミ通文庫)

B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる (ファミ通文庫)

自分はあんまり酷評するタイプの人間じゃないんですけど、今回は、ダメ。
すっげー、つまんねー。150ページくらいまで読んだけど、飽きたから読むの断念した。このつまんなさは酷過ぎる。空の境界並にカスだわ。重厚そうな伏線と、なんかスゴそうな特殊能力。チョコレートとゴシック系のキャラ設定。はいはい、中二病テラワロス。以上。どうも一週どころか二週くらい遅れている気がするんだよねぇ。あと、文章読みにくい。設定も文章も中二。「俺は実はスゴそうな伏線を用意しているぜ!」アピールがクドくて、ウザい。

なんでこの人が大賞とったの?もっとまともな応募作なかったの?っていうか、デビュー作だけで満足して、小説家止めれば?小説家を続けても、地球資源とあなた(作者)の人生の無駄だと思う。多分、この小説の作者や絶賛する人たちはセラフィック・ブルーも好きだと思うけど、そーいう人とはお友達になれないなぁ。

17歳の女の子が「私はこの本がボロボロになるまで読み続ける羽目になりそうです」とコメントするのは理解できなくはないが、31歳・男性が「今までにないくらい人間の闇の面が垣間見られ、ここまで残酷な作品は初めてでした」とコメントするのは、ちょっと・・・。ラノベ読みとしても、社会生活を送る上でも、経験値少なすぎじゃね?