三つ目がとおる

後輩から借りた三つ目がとおるを読了。
読むのは中学校以来。今は亡き近くの図書館に全巻置いてあって、借りて何回も読んだなー。
これを借りたのは、手塚治虫の漫画の中で何が一番面白いか、という話で盛り上がった時に、あんまりメジャーじゃないけど、一番思い出深いのが、三つ目がとおるだと話したら、貸してくれた。やっぱり、手塚治虫の中では鉄腕アトムブラックジャック火の鳥リボンの騎士あたりが有名だけど、自分としては、一番は三つ目がとおるだなー。
今から読みなおしても、オカルト的、ホラー的要素があり、テンポもよく、ホントに面白い冒険活劇。日本や世界の謎、ミステリーを絡ませながら、超古代文明を築いた三つ目族の子孫の写楽くんが三つ目族の謎を追って行く。写楽くんは、普段は全然ダメだけど、第三の目が出た時は超人的で、そのギャップもいいし、母親を求めるという悲しみを身にまとっている。そして、和登さん。私にとっては、和登さんが魅力的なヒロインです。写楽くんにとっては、母親兼お姉さんなのかな。
アニメ版も、ふたりはプリキュア。←わかるひとにはわかる。
うん、名作は何度読んでも名作です。