わかつきひかる「ボクの女神は淫魔サマ！？」＆「新世紀ヱヴァンゲリオン新劇場版・破」感想補足
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6月刊美少女文庫第3弾。あー、わかつきさんご出身の京都料理よろしく、お上品な小説ですなー。淫魔から女神へ転生する過程に恋愛。生存に必要な限度で精を吸うという構図で生じるジレンマ。人間と悪魔の対比。アイリーンも、リリスのことを嫌いじゃない。リリスの可愛らしさが散りばめられていて、読んでて子宮がキュンキュンしちゃう*1。特撮ネタ(79頁)を出して、ブログ読者にもアピール。小説自体は短いけど、これ以上長いと、間延びして余計かも。
ただねー、わかつきひかる作品全体にも言えることだけど、こう、がっつりどーんとしたジャンクフードよろしくの濃いエロさを求める人には向いていないかも。これは作風に合うか合わないかだからなー。どうしても自分の好み、あるいは現在の自分の環境が反映されてしまう。今の自分は、がっつりしたエロエロさが欲しい。だから、薄味で上品テイストな今回のわかつきひかる作品は、あんまり好きになれなかった。ということで、星３つ。
さて。濃いエロさに徹したと評判の高い、6月刊の最後の勇者のえむ×えむ。これから読みます。
もう一つ。エヴァンゲリオン破の感想補足も。友人と電話したまとめ。
・綾波を助けるシーンは新世紀エヴァンゲリオンじゃないよ。天元突破エヴァンゲリオンだよ。
・シンジくんが選択に直面したら、「いいかシンジ。お前はお前を信じろ。お前が信じる俺でもない。俺が信じるお前でもない。お前が信じるお前を信じろーー！！」と碇ゲンドウが言うと思う。
・シンジくんはエンドレスエイトよろしく、涼宮ハルヒ級の能力を有している。
・シンジくんがハルヒなら、カオルくんは長門。でも、長門みたいに観察だけじゃなくて、世界に干渉している。
・はて、異世界人(テレビアニメ版、旧劇場版、学園エヴァ、育成計画、貞本など)はどう位置付けられるの？あれは、異世界人なの？それとも、新劇場版は、旧世界を消滅させて、新たに作りなおした世界なの？だけど、カオルくんの意識だけは長門と同じように継続し続けている、ということ？
