上原りょう「あねてぃ お姉ちゃん先生は弟専用」
先週の土曜日にオタショップに寄ったら、まだ二次元ドリーム文庫8月刊が売ってなかった。今月は日曜発売だから仕方がないけど、たまに前日売りするからな〜と期待していたのに残念。当然ながら平日は寄る時間もなく。日常業務が終わったら専門店は締まっているよ。けっ。まぁ、趣味が高じて好きで突入した世界だから不満は全くないけど。さーて、今月作は今週の金曜日か土曜日に買いに行こうっと。
先月刊の美少女文庫を読了してから、今月刊の二次元ドリーム文庫発売までの空白期間は過去作を漁る期間。
で、上原りょう。
- 作者: 上原りょう
- 出版社/メーカー: フランス書院
- 発売日: 2008/05/01
- メディア: 文庫
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良い・・・綾瀬可愛い・・・・彼女にしたい!!
ラヴラヴアヤセの会長さん、いいところもあるじゃない。よく分からん人物だけどそれをネタに消化できているし、ストーリーにも絡んでいた。最初はなにこいつと思っていたけど、ちゃんと存在理由あるんだね!
特に気に入ったシチュは、官能小説を読ませるところ。官能小説内で官能小説を読ませる。なんか変な感じだけど。小説の内容としては間違っていません。できればだけど、これ、良かったからもっとやってほしかったなー。
勿論だけど、官能小説内プレイが良かったと思うのはかなり自分の趣味が入っている。自分は図書館ユーザーなので。平均すると週に1回か2回くらいかな?図書館に行ったら、当然、司書のお姉さんをチェック。今の自分の中では読書少女っぽいお姉さんが好み。ホットパンツを履いていることが多く、黒髪ロングでバレッタで留めている。このお姉さんに官能小説を読ませたいな〜といつも妄想していますが、ヘタレなので返却期限以外に喋ったことはありません。司書のお姉さんと図書館利用者って言う設定の官能小説、ないかなー。妄想逞しい変態ですいません。
読んでて思ったのは、上原りょうの文章って、第三者視点の描写が多いなーっと。主観をガンガン前面に押し出して、主人公と読者を一体化させるのでもなく*1。あるいは、ヒロインの内面を暴露するのでもなく。第三者視点からの描写が多いなーという読後感。
なお、これにはメリットもデメリットもあるので、特に批判する意図はありません。上原りょうの文章の特徴を指摘しただけ。
第三者視点の描写が多いのは、悪くはないんだけど、リビドーへの刺激がやや弱くなる。でも、別にメリットもあるし、デメリットもあるからな〜。これで評価を下げるのは不公平だし・・・星4つ、、、いや5つにするか。
*1:私は男性なので、主人公と一体化します。