To LOVEる画集「らぶから!」

本来は1月4日に販売だけど、アニメイトに行ったら、年末進行の関係か売っていたので即座に1冊購入。
この人↓みたいに10冊も買えませんよ〜

http://toloverulove.blog121.fc2.com/blog-entry-776.html#more
http://toloverulove.blog121.fc2.com/blog-entry-777.html

袋とじの絵が・・えっちぃ。個人的にはララが尻尾を握られて悶えているところと料理をするためにポニーテールにしたところが好きです。
カラーイラストを眺めてつつ、今までのシーンを思い出し、にやにや。カラー表紙を外した美柑の表情。好きです。カラー表紙の美柑の脚も素敵です。

矢吹先生のインタビューを読んで感動した一言。

漫画の連載が終了するだけで、その世界が閉じてしまうわけではない

そうだよなー。漫画が終了してもリトきゅんやララちゃんたちはToLOVEる世界で生き続けているんだし、彼らにその後の人生を用意してもいいよね。この辺はひと世代前のオタクたち、今の中高生ではなく、自分たちの世代と同様の匂いを感じた*1。作品が終わっても、十分満足ができなくて、作品に対して渇望感、飢餓感を感じ、作品世界のその後、もうひとつの作品世界を考えようとする発想。一応、エヴァを念頭に置いていますが、他の作品でもOK。今ではネットが普及したから、もう一つの世界を構築している人たちにアクセスできるけど、自分が中高生の時はそんなことできなかったからなぁ・・・

週刊連載で最終回は迎えたけど、作品世界自体が終了になったわけではない。ToLOVEる世界はまだまだ続くんです。世界を切り取る機会を貰ったら、いつでも連載は再開できるんです。だから、意図的に終わらせていない。矢吹先生の意気込み、プロ意識は流石です。

この画集は確かに画集だから、綺麗なイラストを観賞できて満足。でもそれだけじゃない。買ってよかった一冊だと思いました。

*1:矢吹健太朗先生って、自分と年齢がほとんど変わんないから当たり前かも。