鳥居神楽「ミルクたっぷり水泳部」

1月刊の美少女文庫、第1弾。
作者なりのこだわりが強い作品です。おっぱいと競泳水着。

アクアちゃんを着せた状態でセックスを重ねるわけですが、アクアちゃんのセリフが、逐一状況説明的で、場を盛り上げます。アクアは、第三者?のポジションとしてのセリフが、ヒロインのセリフと重なるという、ちょっと特殊な構造。でも、これが重層的にエロさを引き出しています。ヒロインのセリフだけではないので。

あと、アクアがいるから、途中で飽きないなー。最後までおバカキャラとして楽しめる。物語の進行も、付喪神、というだけで、問答無用で進行するし。

エロ展開は、兎にも角にも、おっぱい。おっぱい好きのおっぱい好きによる、おっぱい好きのための本。どん、どん、どん!と三人のヒロインがフェンスに並びながら、バックで責められるシーンが一番のお気に入り。

ただ、本文とイラストが合致していないシーン(アクアは母乳がでないという設定、アクアが着ているのは競泳水着でスク水じゃない)がちょっと散見されるので、そこをマイナスして、星4つだな。個人的には白猫参謀さんの絵はエロくて好きなんですが。でも、悪い作品ではないと思います。