中島敦「山月記・李陵」

山月記・李陵 他九篇 (岩波文庫)

山月記・李陵 他九篇 (岩波文庫)

えへへへーーーーー、酔ってまーーーす☆一人酒サイコー!!!!他人に気兼ねしないで飲めるからサイコー!!!!ワインおいしぃぃぃー

さぁんげつきぃぃ〜(声は大山のぶ代で変換)

読み返したくなったのでここ3日間ほど中島敦を読んでいましたーーーーーー。山月記・李陵あたりが代表作だけど、私は悟浄二編が好きなんですよーーー。物事を考え込む性格、悩み苦しむ性格として沙悟浄を捉え直す。これを読んでいると、ふと自分が世界の一員に過ぎないんだなぁーと、不思議な感覚になるんですよねー。いろいろ悩んでも結局これかぁー、と。自己相対化の極致。

山月記はねー、自己の肥大化を自覚したときに読み返すものですよー。地方エリート。評価を極端に恐れる。切磋琢磨というのは、相手がいないとできない。独りだけで孤独な修行は、結局井の中の蛙に過ぎない。今回もそれ。自己を相対化させるために山月記。虎になったって、威嚇できたって、自分の気持をわかってくれる人は誰もいない。吠えるだけでは無理。悲しみを身にまとわないと、人は強くなれないんです。

名人伝なども好きなんですけどね。よくわかんない中国古典の発想は、高校以来大好きです。さて、酔っぱらいの戯言はこのへんで終了。寝ますー。