河里一伸「駄メイドのご主人様になってください」

さてさて、3月に購入した美少女文庫のラストを飾るのは、河里一伸。中身はタイトル通り、ダメダメメイドが修行を積みながら、えっちい展開に巻き込まれるお話。作者本人の自己解説→http://kawazato.blog57.fc2.com/blog-entry-102.html#more

ええと、中身の紹介は、http://anaza.jugem.jp/trackback/87 :title=こちらの方に譲るとして、私がこの本を読んで面白かった点をつらつらと書き散らします。

ストーリーなんておまけです。エロければそれでいいんです。今作はそんな感じだなぁ〜。途中の家でのシーンも取ってつけた感じでホントにおまけ、という位置づけ。ま、これはこういう路線で書いたものだと思いますし、私はこういうのも受け入れます。マイナス要素ではないと思います。むしろ、中途半端なストーリーを追う必要がなく、割り切っている分、好きです。

今作のこだわりは体位かな?体位が途中で変わったりするので、飽きない。体位が変わった時の女性側の反応が濃厚に描写されると、、、、結構嬉しいよね!!せっかくポニーテールヒロインがいるんだったら、性行為中にポニテがふりふりと揺れる様を凝視できるポジションに配置するとかさー。すいません、これは完全に自分の好みです。

240-270頁までのえっちい展開がラストまで続くと思っていたら途中で流れを切って別なエロ展開。うーん、ここはちょっと違和感だった。二次元ドリーム文庫を読み慣れている感覚だと、270頁のシーンで綺麗に閉じると思ってしまったので。続くお仕置き→えっちぃ展開のところも、なんかページ数が足りなかったのかなー、と物足りなさ。240-270頁までの流れをもっと濃くしてくれた方が良かったかな〜。

このへんが少し残念だけど、えっちぃ度だけで評価すると、実にエロい。とくに先生。年上女性がメイド服なんて・・・メイドたまこ先生並みにエロ過ぎる。今作のお気に入りでした。評価は、まぁ、星4つだと思います。

3月刊の美少女文庫。購入してきたモノはすべて読みました。私のお気に入りは、青橋>河里、評価不能:葉原かな。特に葉原鉄はどこに位置づけていいのかわからない怪作。