みかづき紅月「センセイは俺の嫁!?」

一週間ほど前に新しいパソコンが届きましてwindows7(32bit)を使用しています。使用感想→ななみちゃんすげー!と素直に驚いてしまいます。word2007も最初はちょっと面倒だったけど、慣れると平気。ま、オフィス2010が出るから、出たらそれを使用する予定。今まではXPだったんですが、もう絶対に戻れない。

さてさて、感想書きますかー。美少女文庫の4月分。みかづき紅月さんの「センセイは俺の嫁!?」から!!

あー、これ好きです。私、エロに徹した作品も好きですが、こういうのも大好きです。今作は、エロス優先よりも、恋愛の雰囲気優先。昨年、みかづき紅月さんのサムライガールをしっかり読んでみるシリーズをしていたときに、思っていたことですが、この人の書いた小説って、性行為描写に制限がない恋愛小説ものの時に真価を発揮すると思う。エロい展開で言えば、それほどエロくはないんですが、燈華先生の可愛い雰囲気が読んでいて周りに立ち込めちゃって、子宮頚管粘液がとろりと溢れ出しちゃう。

私が一番好きだったところは、校内でのシーンかなぁ。食事し終わった後の、膝枕。ああー、幸せな雰囲気が伝わってくるなぁー!!
オレも燈華先生に膝枕してぇぇぇぇえーーーー!!!!!!!!!!!!膝をぽんぽん叩いて「おいでっ!」って言われてよーーーすりすりして甘えたいなぁぁぁぁ・・・・。あ、主人公に殺意が湧いてきた(笑)

あと、エロいシーンは、前より明らかに上手くなったと思います。前のみかづきさんって、キャラクター依存の人というイメージがあって、大してエロくもないんだけど、強引にキャラクターだけで引っ張って話を展開するというイメージを持っていました。《小説家》としての評価よりも、《キャラクター作り》としての評価。
しかし、今回はエロシーンもじっくり読ませる感じ。文体としては、最近読んだ神楽陽子作品に近い。読んでいて、焦らす。読み手に時間をかけさせる。すぐに挿入するわけではなく、服を脱がしていく過程も書く。挿入してからもまだまだ続く*1。さすがに焦らし具合は神楽さんには負けますが、今作は、割と以前のような強引にキャラクターで引っ張ることもない。

最後の新婚初夜シーンは、アナル攻めだったけど、孕ませを匂わせるセリフであっても良かったんじゃないかなぁ、と読んでいて思った。酔っ払った勢い+性交での感極まった感情があわさって、燈華先生が、(将来的な)妊娠を望む類のセリフを言い放つこともありかも。実際に妊娠という結果が生じるかどうかは別だけど。アナルは生殖行為とは直接関係がないから、上記のような感想を抱きました。

パンチラの股布あたりのぷっくり感がハンパなくて、つい勝は見入ってしまう。
猫耳におっぱいメイドに貧乳幼女とか、萌えてんこ盛りの作品

143ページ。

幼女の裸体に白いもやがかかり、やけに生々しい音と艷めいた声

146ページ。

おまもりひまりがノベライズつながりで登場するとは思わなかったぜぃ!!中二病をこじらせたリアル中二妹も登場で、今作は読者サービスという点からも、読んでいてニヤリとできた。星5つで!今作は最近のみかづき紅月さんの小説でも、かなりの程度高評価しても良いレベル。前回の俺の嫁より良いよーー!!

*1:某作家とは大違い。