ヤマグチノボル「烈風の騎士姫2」

さてさて、読書感想。読んだものは、以前読んだ第1巻の続き。

表紙絵のカリン様のおかげで、太ももに目覚めました。
中のイラストでも、綺麗なおみ足を拝見出来ます。ルイズちゃん可愛いけど、カリン様の方がエロいよなぁ。世界観が同じだからすんなり入り込める点は外伝の良いところ。

エスターシュ大公は片付けたけど、本当の敵は、エスターシュの伯父?でも、資金がないって言ってたから、悪巧みもできないし、、、。背後にある敵の存在は、最後のあたりでの衛士隊(サンドリオンだけじゃなくて、ナルシス、バッカスも含む)の強さのところでなんとなく感じられる。これからは本格的に戦争が始まるのか?戦争というと、対象は他国(アルビオンガリア、ゲルマニア、ロマリア)?それとも、エルフや先住世界の者たち?どう転ぶのかわかりませんなぁ。

今回のテーマは、サンドリオンの克己。思い出から抜け出せた。でも、それが思い込みだけ?なのかはわからない。サンドリオンは真実に到達したわけではないんだから。カリーヌ(ノワール)もどうしたいのか謎だし。ノワールエスターシュ大公の手先でもなかったわけで。
そう、最後のサンドリオンのところは燃えたけど、サンドリオン自身はノワールの真実に到達していないんだよね。本当にノワールはあばずれだったのか?処女を捧げたのは本当だったのかもしれない。嘘だったかもしれない。ノワールサンドリオンのことを愛していたかもしれない。でも、サンドリオン自身は、簡単な解決の方を選んだ。すなわち、自分にとって都合の良いように思い込む。ノワールのことを敵、悪だと思い込もうとした。
だから、解決はしていないんだよなぁ。これがどうなるのかは次巻以降の謎ですね。