青橋由高「妹はふたご巫女 ツンでヤンで兄想い!」

おおっと!はてなのデザインが変わっていますねぇ。セルフトラックバックも表示されるようになったんでしょうか。バージョンアップする度に重くなって嫌気がさしたミクシィの二の舞を踏まないでいただきたい。

さてさて、今月分の美少女文庫を購入してきました。青橋由高の感想からいきます。

「せんせーっ!!青橋くんの作品は、タイトルでヤンデレが入っていますけど、そんなにヤンデレじゃないような気がしますっ!!ツンもテンプレなツンデレでイマイチなんですけどぉー!」っと。

言いたいことはこれに尽きる。うーむ、、、、私は、青橋由高作品が好きです。面白エロいところが好きです。お話はバカ展開で、しかもエロい。私は、このような青橋作品が好きです。

しかし、だ。今回は本人としては実験作なのか?
・青橋風にヤンデレを扱うと、ただの性格が悪い女になっているんですよねぇ。ヤンデレって、深刻な状態だからこそヤンデレとして活きると思いますが、おバカ作品を得意とする作者がヤンデレが扱うと深刻さが消滅してしまう。その結果として、病んでいない、ただのイタズラ好きの性格の悪い女になっているような。どうせなら、ヤンデレに特化して、変態要素を強化した方が良いと思いました。

ツンデレの方も、テンプレというか。テンプレ自体はいいんだけど、それなら思いっきり全開フルパワーマックス、スーパーツンデレ人化するくらいにツンデレっぷりを発揮して欲しいなぁ。

・最初のシーンはエロい。服をちらちらと見せ合う→セックスの流れはエロい。これは高く評価する。でも、それ以外のエロシーンが、いまいち。特に最後は、わかつきひかるっぽくアナル開発してみようかと思ったのかなぁ?

うーむ、今回は敢えて言います。青橋先生、これは、イマイチです。新人ではなく、わかつきひかるみかづき紅月青橋由高と、美少女文庫の看板背負うレベルの人たちに寄せられる期待に応えきれていない、と。今作は、一軍なのは間違いないが、エースや主軸のレベルではない。