あらおし悠「巫女あまシスター!」

ヒロインは三人体制+1人。全員幼なじみで、巨乳巫女がメイン。サブが、貧乳尼、爆乳シスター。あとは、エロ幽霊。

巫女が、途中で素股するんですよね。あれ、絶対挿入すると思った。でも入れなかったことが逆に良かった。だって、そのほうが焦らされてエロい。

そう。今回のテーマは、焦らしです!二次元ドリーム文庫の展開の中で、一人くらいなら焦らされるキャラがいる場合って結構あると思うんですよ。でも、今回は二人です。巫女とシスター。ふたりとも挿入直前でやめてしまいます。巫女さんの場合は、素股。シスターの場合はアナルです。

読んでいると、確かに挿入にいたるまでの経緯が長い。初挿入は尼のひんぬぅロリが相手。小説の半分くらい。なので、挿入することが好きな人にとっては、欲求不満かもしれません。

主人公と巫女の気持ちがすれ違うんですよね。巫女は入れて欲しい。でも主人公は挿入すると相手を傷つけてしまう。巫女=処女という幻想と、エロ幽霊にかかってしまった自分の性欲を発散してあげているだけなんじゃないか、って不安から、挿入だけは尻込みしちゃうんですよね。フェラはしてもらっているのに。読んでいる側とすれば、巫女→主人公フラグは完成しているので、主人公に対してさっさと押し倒せよと思うわけですが、そこは恋愛の過程を楽しむ感じで読み進めるべし。

シスターもそう。フェラしてあげるよ、アナルは・・・みたいな展開も同じ。主人公はアナルで満足してしまうけど、シスターは、挿入して欲しいと思っている。でも、主人公は、罪悪感から信じきれていない。挿入までためらってしまう。エロい展開には進むんだけど、あと一歩のところで、なかなか入れない。

焦らされますねー。だからこそ、最後が盛り上がる。今まで焦らされた分だけ、処女を二人連続で奪うところが、最高潮!素直に感心してしまう。個人的には、最後の場面は、もうちょっと続けて欲しかったなーと思いました。

今回の作品は好きですね。あと、地味に女幽霊さんもエロ方面で活躍しています。実体のない女幽霊さんが手で。想像しただけですごすぎる。幽霊の手コキってどうなんだろう。これ、究極の二次元妄想だよな。実体はないけど、相手はいる、ということになるんだから。実際上、触られるわけではないけど、触られるような感覚を味わう・・・・うーん、これで挿入していたら、童貞を捨てたことになるんだろうか。