山本沙姫「お姫様といっしょ どきどき同棲ライフ」

作者のウェブサイトは→http://www2.tba.t-com.ne.jp/63bangai/info.html

さて、ヒロインは二人。ふたりとも異国のお姫様で、幼なじみのもとへ押しかけてきます。金髪ツインテールツンデレのヴァネッサ。銀髪、やや豊乳(Dカップ)、おっとりマイペースのシェリル。この二人だけなら二次元ドリーム文庫お約束パターンかよと思うかもしれませんが、従者のジョセフが、見ていて飽きない。

読んでいて印象に残ったえっちぃシーンは二つ。正確に言えば3つ、かな?
第一に、台所でヴァネッサとキスするところ。ここは、シェリルが朝、お口で・・・という展開の後。これがちょっと意地悪なヴァネッサを刺激するわけです。こう・・・口の中を引っ張られる感じと、少し股間が大きくなるわけですが、そこに刺激を与える直前でやめさせられてしまうので、飢餓感が次の展開まで続きます。

第二に、この巻の多分メインであろう、遊園地での処女喪失。これは各ヒロインごとだから、二回あります。で、性行為の後は、心の距離も近くなるわけですが、その後の、遊園地でのパレード参加のシーンが、何だか見ていて微笑ましい。177ページのイラストを見ると、3人+ジョセフが、本当に心の底から楽しんでいることが伝わってくる。

うん、総合評価で、星3.5というあたりだけど、おまけで4つにしますか。