筆祭競介「エロデレ」


デレてからエロくなるんじゃなくて、最初からエロいお嬢様がデレる展開。

これは・・・・!!この本を一言で表すと、一粒で二度美味しいですね!

前半はエロエロ誘惑お嬢様・七海旗あかり。主人公に誘いかけるところが良ッ!!「ほーら、お姉さんがえっちなことたぁーくさんシテあ・げ・る・か・ら・ね♡」みたいな展開。例えば、あかりが、人がたくさんいる場面で、こっそりと主人公に手でしてあげるシーンでは、、、、

「効いてる証拠ね♥そんなこと気にならなくぐらい気持ちよくしてあげる♥」

  • ほかにも、更衣室内でおっぱいで挟むシーン

「ああん♥そんなに気持ちよさそうな顔しちゃって♥オチンチンもとっても熱くて硬いわよぉ♥うふふふふ♥それならこれはどうかなぁ?」

まぁ、こんな感じです*1。積極的にエロい展開に持ち込もうとしています。台詞も、エロエロ系。もーね、私の好みにどストライク!!こんな感じの年上でえっちぃお姉さんがリードしてくれる展開、大好物です。


ところが、後半は一転。《私はあなたのものよ》という展開へ突入。徐々に主人公に惹かれるあかり。本格的に恋し始める。

あかりがコスプレで登場→ふと下着を見せてしまう→主人公がピンチを救って、コスプレ姿のままえっちぃ展開に持ち込む。えっちぃ度では、この流れが良かったなぁ。下着をチラ見せした時点で、まず♪(゚▽^*)ノ⌒☆

最後のシーンでは、最初のエロエロ誘惑お嬢様とは正反対。

「・・・・あ、あの・・・・ね、さ、さいしょは・・・・ね・・・・た、拓弥クンで・・・・イ、イキたいのぉ」

こんなの最初の頃では考えられない台詞!「はあん♥嬉しいよぉ・・・・も、もっとぉ、次は愛してるっていってぇ」「し、しゅきぃ♥」と、愛しあう台詞を興奮気味に言いながら、性行為に及ぶところは群を抜いてエロい。主人公の立場になって読んでいると、幸せな気分に浸れます。

この本、読後感もエロさも、ヒロインも非常に良かった。一粒で二度美味しい。星5つで!
そろそろ、自分の本棚の青橋由高ゾーン、みかづき紅月ゾーンに続いて、筆祭ゾーンを作ることを検討すべき頃かもしれない・・・

*1:台詞を本から離れて抜き出すと頭の悪い(※褒め言葉)を使っているなぁ。こっれくらい頭の悪い、くらくらする台詞だからこそエロさが出ている。