草飼晃「いけない誘惑水着 グラビアアイドルの撮影日記」

ちょっと趣向を変えて買ってみた一冊。リアルドリーム文庫は初めて購入しました。
ヒロインはグラビアイドルの桜祐美香。サブヒロインとして、カメラマンの荒井加奈、手伝いの菊池結。主人公は、旅館の手伝いの大学生。で、グラビアイドルの撮影一行が旅館にやってきて、主人公も手伝わされて、、、、と、えっちぃことに巻き込まれるという展開。

イラストは全然無いけど、十分楽しめるなぁ。

このレーベルは一冊しか読んでいないから全体的な特長を語るには不十分だけど、セックスに至るまでが長い。加奈、結ともえっちぃことはするにはするんだけど、最終的にはセックスはせず。まぁ、正確に言うと最後でやっちゃっているんだけど、描写はほとんどありません。全部で286ページあるんですが、なんと、主人公が初セックスをするのは208ページ!!3分の2でようやく童貞捨てます。
それに至るまでの溜め・焦らしが結構良い味出していますねぇ。

ヒロインの胸を揉んでみるんだけど、最後まで手を出せないヘタレ具合とか、結さんが女に慣れてもらおうと思って童貞奪いに行くんだけど、主人公が最後で何とかギリギリとどまるとか。

メインヒロインの裕美香側も焦らしますね。主人公に惚れてしまうんですが、男の人に慣れていなくて少しおどおどしてしまう。処女喪失が怖くて逃げ出してしまう。なんかね、いきなり恋人になるんじゃなくて、少しずつ進む感じ。

こー、焦らした感じがなかなか効いてくるので、セックスするときは結構、、、、エネルギーが充填完了したネオノーチラス号並の破壊力。うん。これはこれでお気に入りに追加される一冊だ。ちょっと違う趣向に手を出してみて良かった。