シェイクスピア/野島秀勝(訳)『ハムレット』
美少女文庫のサイン本販売がやっているみたいですね。タイミングよく8日から出張で東京に行くので、ひょっとしたら購入できるかも・・・・!!で、K-BOOKS秋葉原新館ってどこだ・・・?と思ったのでグーグルアースで質問。駅出て、有名なアノ出口の左?・・・多分近くに行けばわかるかな。
やっぱり都市だと無くなるのも早いかなぁ。私の行きつけのアニメイトやとらのあなは地方なので減少ペースもゆっくり。特典ペーパーなどが無いということを経験したことはほとんどないんですよね。行けるとしたら出張の合間で、8日or11日午後・・・・。8日はありそうだけど、11日になるとどうかな?うーん、みかづき紅月さんのサイン本欲しいなぁ。作品は全部持っているけど、生サインはもっていないんですよね。
さーて、気分も変えて読書感想。今日は、シェイクスピアのハムレット。馴染みの古本屋さんで物色していたときに目に止まった一冊。以前、村上春樹が翻訳した『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を読了して、翻訳モノにも抵抗感がなくなったので、購入してみた。
- 作者: シェイクスピア,SHAKESPEARE,野島秀勝
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2002/01/16
- メディア: 文庫
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To be, or not to be: that is the question.この第4独白が有名だけど、あんまり物語の進行上では盛り上がらんなぁ。私が燃えたのは、第7独白。ハムレットが勇敢なフォーティンブラスの一団に遭遇して、自分の状況(デンマーク王からイギリスに追放されている)を振り返り、奮起するところ。おおっと!!という感じで読んでいて、応援したくなる。
ただ、最後は全員死んでしまって救いがないなぁ。本当にどうしようも無い。生き残ったのは、語り部たるホレイショーだけ。第7独白も最後を暗示しているのかな?最終的にはフォーティンブラスがデンマークになるんだから。
ギルデンスターンとローゼンクランツはちょっと可哀相だけど、王の企みも知っていたんだからハムレットに殺されても仕方ないよな。この二人って、四角四面に命令を遵守する融通の聞かない社員みたい。
妹のオフィーリア大好きのレアティーズの暴走も面白い。あんまり考えていないタイプなのかな?変わり身が早過ぎる。
慣れるまで大変だったけど、読み始めたらかなり面白かった!ということで満足の一冊でした。