神楽陽子「生徒会長ブリーダー」

なぜか知らないけど、生徒会長のあきらが、主人公・秀一のペットになっている、という前提で始まります。読んでいる途中で、その唐突な前提は明らかになる。要は、お嬢様・あきらは、元使用人の修一のことが好きなんだけど、それが上手く伝えられなくて、修一がペット好きという点を思い出して、自分がペットになろうと思った、という設定。

……冷静に考えたら、だいぶ頭が飛んでいますね、さすがあきらお嬢様だと思います。
今回は調教色が強めかなぁ。何がいいって、エロいお嬢様ですよ。胸も大きい、超ワガママ、でも主人公大好きでいたずらしちゃう。でもいじらしい。さらに、とにかくエロい単語連発で煽ってきます。いやぁ・・・・神楽陽子さんは、女の子にエロいことを言わせると、エロラノベ作家の中でもトップクラスですね。

で、今回のもうひとつの軸は、動物コスプレ。バニーガールでの処女喪失、オオカミの格好でのナースプレイ、猫耳で制服露出プレイ、子犬メイドなどなど。私、このブログで何度も言っていますけど、ポニーテールが大好きです。ポニテの何が好きって、ふりふりですよ、ふりふり感。ということはっ!!



私、女の子のしっぽも好きなんです。



ほら、最近、街中を歩いていると、20歳前後の女の子が、しっぽみたいなのをバッグやコートに付けているじゃないですか。こんなの。あれ、駅で見かけたり、バスに乗ったりしていると、どーも気になるんですよねぇ。ふりふり揺れるのを見て、あうっと飛びつきたくなります。

今回、しっぽプレイを堪能できるシーンは、142頁。オオカミナースの格好をしているあきらを後ろから責める、という構図。いいなぁ・・・・ふりふり揺れる感じについつい目がいっちゃうのは人間の本能!ポニテも好きだけど、しっぽも好きだよっ!可愛いっっっ!

あとは、フミツキマサヒトさんが書いているように、194頁にちょっと出てくるナナ先輩は実は・・・・というもの。隠れたシリーズ化ですね。こういう試みも、事情を知ると、にやっとしてしまいます。

とにかくエロい一冊。これは凄い。文句なしの良作で星5つ!!