089タロー「誘惑プリンセスはおキライですか?」
さてさて、二次元ドリーム文庫1月刊行分。小国だけど正真正銘のプリンセスが押しかけてくる、というもの。主人公・庸平は、プリンセス・アイシスとは幼なじみ。小さい頃にアスゥルラントに滞在していたことをきっかけで、仲良くなった関係。それともう一人・カレン。カレンは、アイシスの幼なじみお姉さん兼警護役。ということで、三人とも小さい頃は一緒に過ごしていたため仲良し、という状態。母国での政変の危機を回避するために、日本に訪れたということから物語のスタート。
1.この作品の良いところは、カレンもちゃんとヒロインしているところ。最初、カレンが童貞を奪うんですが、姫様にとられたくない、庸平が好きなんだけど姫様へ欲情することを抑えるために抱かれてあげる、というスタンスで接してくるツンデレ。
しかも、カレンおねえさまは、地味に優しい。主人公のことを頭からだきかかえてあげたり、と。あー、されたい。ふわふわとした感覚味わいたい。
2.姫様エロい。主人公をペッティングに誘ったり。でも実はそれは愛情の裏返し。
好き、って言っちゃうと、お別れする時、庸平を悲しませちゃうから。っだから、ただエッチな子だって思われてもいいから・・・・(113頁)
何このいい娘。私の周りになんでいないの。
3.主人公の庸平も何気にいい男。アイシスを守るために!と後半ではバトルシーンでも少しだけ活躍。その割にはカレンへの浮気も正々堂々とするけどなっ!
んー、個人的に好きなシーンは、実はアイシスと触りっこするシーンだったり。良作だと思います。イラストのエロさも考慮に入れて、星5つ・・・あげちゃってもいいかな?